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MORNING TALK

朝の心

平和を求める祈り

2012.10.06
朝の心

10月4日は、カトリック教会ではアシジの聖フランシスコの記念日にあたっています。フランシスコは、1182年イタリア中部の小さな町アシジで、町いちばんの裕福な商人の子として生まれました。何不自由なく育ち、若い時には遊ぶことがとても好きな青年でした。しかしある時、彼は心を入れ替え、イエス・キリストの教えを徹底的に生きるようになります。特に彼が大切にしたのは、すべてを捨てて、貧しい人と共に貧しく生きる道を選んだことです。
アシジの聖フランシスコが作った祈りは幾つかありますが、特に有名なのが「平和を求める祈り」というものです。フランシスコ自身が実際に作ったかどうかはわからないようですが、一般的には「フランシスコの平和を求める祈り」とされていて、今、保健室の前の掲示板に張ってあります。また、この祈りは歌にもなっています。そのうち田村神父様が歌ってくれることでしょう。
今日はこの祈りを紹介します。

写真  「平和を求める祈り」
主よ、私をあなたの平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに、愛を。
争いのあるところに、和解を。
分裂のあるところに、一致を。
疑いのあるところに、信仰を。
誤りのあるところに、真理を。
絶望のあるところに、喜びを。
闇に、光を、もたらすことができますように。
慰められるよりは、慰めることを。
理解されるよりは、理解することを。
愛されるよりも、愛することを
私たちが、求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからからゆるされ、
自分を捨てて死ぬことによって、永遠のいのちをいただくのですから。


写真は校章や文字がリニューアルされた学院の正面玄関

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