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MORNING TALK

朝の心

チマッティ神父とロザリオ

2015.10.13
朝の心

Good morning, everyone. How’s it going?

先日、10月6日は、初代校長ヴィンセンチオ・チマッティ神父様の50年目の命日でした。チマッティ神父様はよく祈る人でした。実はカトリック教会では10月はロザリオの月とされ、カトリック教徒は、ロザリオという数珠のような用具を使って、祈りの数を数えながら、主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、栄唱を繰り返し唱えていきます。同じ祈りを繰り返し唱えながら、イエス・キリストの生涯を黙想します。アヴェ・マリアの祈りは、マリアさまが私たちの願いをイエスさまに取り次いでくださる祈りです。チマッティ神父様は、いつもロザリオを手にして、よく祈っておられたそうです。晩年に病の床に伏しておられたときも、ロザリオを手にして祈っておられたそうです。そして、その頃の手紙の中にも「私の仕事は祈ることです。」と書いておられました。チマッティ神父様にとって、祈りは呼吸の様なもので、祈らなければ霊的に死んでしまうくらい大切なものだったのです。私たちも、手を合わせて祈ることがあるでしょう。家族のため、大切な人のため、病気で苦しんでいる人のため、世界の平和のため、この世を去った人々のためなど、祈る目的はたくさんあります。祈りは、目には見えないけれど、神様に届きます。毎日、ほんの少しの時間でいいので、祈りをしてみましょう。今日は、チマッティ神父帰天50周年を記念して、チマッティ神父様作曲の「アヴェ・マリア」を歌います。歌える人は一緒に歌いましょう。

♪アヴェ・マリア 恵み満ちて
選ばれし 神の母
今もいつも 執り成したまえ
甘美なる母 アヴェ・マリア
甘美なる母 アヴェ・マリア♪

God bless you today.

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