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校訓

「己を知り、己に克て」

 学院創設者チマッチ神父が残した言葉です。古代ギリシャ哲学者であるソクラテスがデルフォイの神殿の入り口にあった「汝自身を知れ」という言葉から「私は何も知らないということを知っている(無知の知)」を導いたのは有名な話です。このデルフォイの神殿の言葉に、「己に克て」という言葉をつけたのです。

 ソクラテスのように自分をじっくり見つめなおし、自分自身と出会うことを勧めています。自分が何者であるのかをしっかりつかんだ時(強い自分と弱い自分、良い自分と悪い自分が存在しています)、これから訪れる様々な誘惑に打ち勝ち、自分の夢を実現できるという教えです。

「地の塩、世の光であれ」

マタイ福音書5章13節〜16節からの引用です。「地の塩であれ」というのは、塩に塩気があってこそ塩と呼ばれるように、どんな時でも自分自身を見失ってはいけないという意味と、自分である要素をしっかり見極めなさいという意味を持っています。「世の光であれ」とは、それぞれの心の中に「光」があります。その光は、ろうそくの灯火のように誰かの頼りになる光になれるし、電灯の光のように誰かを照らす光になれる、また、灯台の光のように誰かの歩むべき道を照らす道標のような光にもなれる可能性を持っています、という意味です。先の「己を知り、己に克て」という校訓を具体的に表したことばとなります。

Da mihi animas,cetera tolle

「Da mihi animas,cetera tolle」(我に魂を与え、他のものは取り去りたまえ)」とは、若者の魂の育成のために全力を尽くす、善い魂を持った社会人を育成するという意味です。サレジオ会の事業所の基本的な目的です。この目的のために、子供の教育に携る者すべてが同じ心念を持った同志だと考えています。

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