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MORNING TALK

朝の心

神様はいつも君を見ている

2012.07.02
朝の心

Good morning, everyone. How’s it going?

 聖書に「見てもらおうとして、善行をしないようにしなさい。」という言葉があります。人が見ているから、よいことをする、というのではいけません、と言っているのです。誰も気づいてくれなくても、誰も見ていなくても、よいことをさりげなくするのです。

先生が見ているから、親が見ているから、よいことをする。反対に、先生が見ていないから、親が見ていないから、勝手なことをする。これでは、偽善者になってしまいます。たとえば、廊下にゴミが落ちています。周りには自分以外に誰もいません。そんなときに、ゴミをさっと拾うというのが、本当によいことをしている人です。聖書には「隠れたことを見ておられる父が報いてくださる。」とあります。人は見ていなかもしれませんが、神様は、いつでも、どこにでもいて、人には見えないもの、隠れたことをほめてくださるのです。
ドン・ボスコの母であるマルゲリタも、ドン・ボスコが子供のときに「神様はお前を見ておられる」という言葉を頻繁に口にしていました。その言葉によって、神様は目には見えなくても、どこにでもおられる方であり、あなたのしたことはよい、または、悪いと判断する心の声の中にもおられる方であることを教えたのでした。

ですから、このことは、学校の中だけの話ではありません。どこにいても、人が見ているからとか、見ていないからとか、というのが基準になってはいけません。誰も評価してくれない。誰も見ていない。誰も気づいてくれない。そんなささいなこと、小さなことを大切にする人であって欲しいです。そして、そんなあなたを神様は、いつも見ておられるのだということを忘れないでください。

God bless you today.

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