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MORNING TALK

朝の心

卒業

2014.03.03
朝の心

Good morning, everyone! How’s it going?
  「♫ とも〜今君が〜見上げる空は どんな色に見えていますか♪」職員室にいると中学3年生の歌声が聞こえてきます。2月も明日で終わり、3月1日は中学の卒業式です。卒業とは、辞書によれば、「より高い程度の課程に進んだりある資格を得たりするために、規定のその学科課程を終えること。」英語で卒業は、graduation ですね。graduation というのは、ラテン語の「gradi」(歩く)という意味の言葉から来ています。つまり、少しずつ進んで、こつこつと学んでいくことから、卒業の意味になっていったそうです。日本語にしても、英語にしても、ある課程を終えて、次のステップに進むことを意味していることがわかります。皆さんも小学校を卒業したときのことを思い出してみてください。きっと卒業に至るまでは、さまざまな苦労があったことでしょう。勉強だけでなく、クラブ活動や、友だち関係などで、大変だったこともあるでしょう。少しずつ、こつこつと困難を乗り越えて卒業にたどり着いたのです。それを思うと、卒業という出来事が、とても重みのある事柄になってきます。そこには、規定の学業を終了したことだけでなく、さまざまな思い出が詰まっています。在校生の皆さんは、卒業生を送る側です。しかし、やがて自分たちも卒業していくときがやってきます。そのときに、よい思い出を残すことができるようにしてください。その思い出をつくるのは、皆さんひとりひとりです。そのよい思い出は目には見えず、形には残らないものです。しかし、きっと皆さんにとって貴重な宝物になることでしょう。時々、卒業生が学校を訪れ、懐かしい先生たちに逢いにくる光景を目にします。彼らは、よい思い出を沢山もっているのでしょう。皆さんも、今日一日がまた思い出の1ページとなるように、勉強や部活などに励んでください。
God bless you today.

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