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MORNING TALK

朝の心

福島の子どもたちのこと

2015.02.26
朝の心

Good morning, everyone. How’s it going?

先週の金曜日から日曜日にかけて、私は海の家に行ってきました。とういうのも、福島県の子どもたちを宮崎に招待して、宮崎で遊んでもらおうという企画に協力するためです。皆さんも知っているとおり、福島の子どもたちは放射能の影響で外遊びが制限されています。皆さんは、小さいころ、砂場で遊んだり、泥んこ遊びをしたり、落ち葉やドングリを拾ったりしたと思います。しかし、福島の子どもたちは、そんな当たり前のことができず、室内で過ごさなければならない状況にあるのです。
 そんな子供たちに宮崎で思いっきり遊んでもらおうと、アースウォーカーズというNPO法人の団体が4年前から企画し、今年も2月14日から22日まで、赤ちゃんから幼稚園の年長さんまでの乳幼児とそのお父さん、お母さん23人を迎え、いろんな体験をしてもらいました。プロ野球選手やJリーグのサッカー選手と交流したり、農場で野菜や果物の収穫を体験したり、動物園で動物とふれあったりしました。子どもたちの中には、初めて海をみたり、貝殻を触ったり、初めて靴を履いて歩いた子もいました。そして、最後の2泊3日を海の家に泊まって交流していただきました。そこには、いろいろな人々が集まってきました。ご飯を作る人、歌を歌う人、楽器を演奏する人、子どもたちと遊ぶ人、子どもたちのお母さんの相談に乗る人、ダンスをする人など、たくさんの人が福島の子どもたちを励ますためにやってきました。この人たちは、放射能の影響でストレスを抱えている子どもたちが、何の心配もなく遊ぶことができるように、何かできることはないかと考えているのです。そして、私も短いひと時でしたが、福島の子どもたちと遊んで、彼らの笑顔を見て、とても嬉しかったです。そして、この子供たちが元気でいて欲しいと思いました。
 皆さんも、毎日当たり前のように外で遊んでいるときに、遠く離れた福島の子どもたちが、その当たり前のことができないでいることを忘れないでください。そして、その当たり前の環境に感謝する心を忘れずに今日一日を過ごしましょう。

God bless you today.

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