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MORNING TALK

朝の心

勉強がよくできるための九つのすすめ(後半)

2015.05.26
朝の心

 先週の朝のこころでは、ドン・ボスコの「勉強がよくできるための九つの方法」の五番目までを紹介しました。今日は、その続きをお話したいと思います。

 勉強がよくできるための第六の方法は、運動などの適度なレクリエーションを行うことです。なぜならレクリエーションを行うことで、勉強に集中する力が回復するからです。ただし、度が過ぎたレクリエーションは避けましょう。また、レクリエーションの時につまらない話をしたりして過ごす人がいますが、こういう人は神をおそれていないので、勉強においても進歩できないでしょう。

 第七の方法は、古典、現代国語、英語など言語の教科の勉強の時に出会う困難を乗り越えることです。中途半端はいちばんいけません。

 第八の方法は、勉強に専念し、他の事に気を取られないようにすることです。例えば読書です。読書の大切さとその利益を否定するつもりはありませんが、読書の際には次の規則を守ってほしい。そのひとつ目は、学校の務めが終わるまで、他の本を読まないこと。
二つ目は、読む本については先生や判断できる人の意見を聞くこと。読んで無駄になる本や、文章が優れていないもの、心を惑わす考え方のある本は避けなければなりません。

最後の第九の方法は、最も大事なこと。それは、マリア様のご保護を願うことです。マリア様は「上智の座」と言われています。授業や自習の前に、マリア様に対して、「AVE MARIAの祈り」などを唱えることを忘れないようにしましょう。

以上の九つが、勉強がよくできるためのドン・ボスコの勧めです。
定期試験が終わって気分的にゆとりのある時期かと思いますが、勉強というのは常日頃のコツコツとした努力の積み重ねが大切です。試験前だけでなく、毎日の勉強一つひとつの姿勢にドン・ボスコの勧めを思い出し、これからも頑張っていきましょう。

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写真は華道同好会
押川凛さん(1−2)の作品

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