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MORNING TALK

朝の心

ウクライナ難民の子どもたち

2023.12.06
朝の心

 今日はポーランドの友人、兵頭博先生を紹介をします。兵頭先生はポーランドのクラクフで日本語学校の校長をしながら生徒とともにウクライナ難民のための支援活動を行っています。今回、兵頭先生のご提案でウクライナ戦災児が描いた絵の展覧会が本日より行われ、12月8日にはウクライナの日本語を学んでいる若者たちとオンライン交流会が行われます。兵頭先生からのメッセージを聞いてください。

 「みなさん、おはようございます。私は皆さんと同じく生まれも育ちも宮崎県です。でも人生の半分以上を外国で過ごしてきました。このポーランドでは日本語学校を主宰してはや25年になります。ポーランドは世界でも屈指の親日的な国で事実、私の学校では約400人もの若者が楽しく日本語を学んでいます。そんな学校に奉仕部があり、普段は地元の幼稚園や小学校を訪れては日本について楽しく紹介しています。

 でも、お隣の国・ウクライナが戦争に巻き込まれた瞬間から一変しました。私どもが住むポーランドの古都・クラクフ市は人口80万人だったのですが、ここに戦争を逃れてやってきたお母さんやその子供たちが殺到してきました。その数、ざっと26万人。つまり人口が100万人を一気に超えたこの街は4人に1人が難民というほどになったのです。私と奉仕部の部員は空いている時間は平日、週末問わず、炊き出しなど色々な支援活動に一心不乱に打ち込みました。

 開戦から2年近く経ち、この戦争は世界から忘れ去られそうになっています。事実、支援疲れの暗雲も立ち込め、世界からの支援も滞り、避難先や最前線で極限の生活を余儀なくされている若者の間では絶望感と深刻な鬱が蔓延しつつあります。

 飾られるパネルを見たり、オンライン交流会を通してと戦火の下で生きている同年代の人々は実は、お隣にでも住んでいそうなごく普通の若者たちなんだ、と体感できると思います。あまりにもごく普通の若者たちの姿にびっくりするかもしれません。でも実は次の瞬間に爆弾が落ちてきて死ぬかもしれない人々なのです。この機会に平和の大切さを実感していただければと願ってやみません。」

 毎年行われるクリスマス献金、今年は兵頭先生がかかわっているウクライナ難民の子どもたちのために行われます。わたしたちのできる小さな支援を届けたいと思います。

〇兵頭先生の主催するサンスター日本語学校の紹介(https://www.japon.pl/blank-1

〇クリスマス献金の送付先「ウクライナ人母子支援基金」(https://www.sunstarjapan.com/sass-1

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