朝の心
新しい教皇が選ばれました!
- 2025.05.13
- 朝の心
Good morning, everyone. How's it going?
みなさんに、大きな喜びをお伝えします。
ついに、新しい教皇が選ばれました!
2025年5月8日の夕方、日本時間では9日の午前1時過ぎに、バチカンのシスティーナ礼拝堂から白い煙があがりました。これは、教皇が選ばれたことを知らせる特別なサインです。その瞬間、世界中の14億のカトリック信者が待ち望んでいたニュースに、バチカンの広場は歓声と拍手に包まれました。
発表された名前は、「ロバート・フランシス・プレヴォスト枢機卿」です。アメリカ出身で、聖アウグスチノ修道会の会員でもある方です。教皇としての名前は「レオ14世」です。267代目のローマ教皇として、これから世界のカトリック教会を導いていくことになります。
この歴史的な瞬間のすぐ後、教皇レオ14世は聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーに姿を現し、最初のメッセージを語りました。彼の最初の言葉は、イエス・キリストが復活の後に弟子たちに語った言葉と同じものでした。
「あなたがたに平和があるように。」
教皇レオ14世は、世界に向けて「武器を持たない平和」「静かで謙虚な平和」、そして「神の愛に根ざした平和」を呼びかけました。そして「恐れずに互いに手を取り合い、神と一致しながら前へ進もう」と語りました。
また、ご自分が聖アウグスチノ会に所属していたことから、聖アウグスティヌスの言葉を引用して、「皆さんと共にキリスト者であり、皆さんのために司教である」と述べました。これは、すべての人と共に歩み、仕える姿勢を大切にするという決意の表れでもあります。
教皇レオ14世は、世界のすべての人々に向けて、特に苦しんでいる人々や、平和を必要としている場所に心を寄せていこうと呼びかけています。教会は「橋を架ける存在」であり、分断ではなく対話を通してつながっていく使命を持っているというメッセージです。
これから、カトリックの学校である日向学院生として、私たちも、新しい教皇レオ14世とともに、平和をつくる者として歩んでいきましょう。
God bless you today.