朝の心
希望を伝えるコミュニケーション
- 2025.05.28
- 朝の心
Good morning, everyone. How's it going?
カトリック教会では、この前の日曜日(25日)は「世界広報の日」でした。前の教皇フランシスコが、この日のためのメッセージを残していますので、その内容を紹介します。
今の時代は、たくさんの情報やデータが集まっています。そんな中で、私たちが使う言葉には、人に「希望」を与えることもあれば、「対立」や「分かれ」を生んでしまうこともあります。だからこそ、今大事なのは、「希望を伝えるコミュニケーション」です。
テレビやネットでは、不安や怒り、思い込みがあふれています。物ごとが簡単に決めつけられがちですが、私たちはウソを言わず、人を傷つけず、心をつなぐような言葉を選ぶことが大切です。そのためには、相手を大事に思い、やさしい気持ちや思いやりを忘れないようにしましょう。
「希望」は、ただ明るく考えることではありません。大変な時でも、よいことを見つけようとする、勇気ある気持ちです。そしてそれは、一人の力だけではなく、みんなで感じるものです。まわりの人の声をよく聞いて、小さな声にも気づくことが、心のこもった伝え方につながります。そうすることで、対立ではなく、みんながよくなる社会をつくっていけます。
今こそ、テクノロジーが進んでも、心を忘れないようにしましょう。やさしく、思いやりを持った言葉を大切にし、小さな希望のタネをまき続ければ、もっとよい社会がきっとできるはずです。
そこで、今日は、山下達郎さんの「希望という名の光」という歌を紹介しましょう。
♪この世でたったひとつの
命を削りながら
歩き続けるあなたは
自由という名の風
底知れぬ闇の中から
かすかな光のきざし
探し続ける姿は
勇気という名の船
だからどうぞ泣かないで
こんな古ぼけた言葉でも
魂で繰り返せば
あなたのため 祈りを刻める
眠れない夜のために
子守歌があるように
傷ついた心には
愛という名の絆を
A Ray Of Hope For You
A Ray Of Hope For Me
A Ray Of Hope For Life For Everyone♪
皆さん一人ひとりの言葉が、誰かの希望になることを信じています。
God bless you today.