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MORNING TALK

朝の心

いのち

2025.11.18
朝の心

Good morning, everyone. How's it going?

 先日、慰霊祭がありました。今年一年間で亡くなられた学院関係者の方々とご家族の方々のために冥福を祈りました。亡くなられた方々は、わたしたちより先にこの世から旅立っていかれたのですが、わたしたちもいつかその時が来るのです。ですから、慰霊祭は亡くなられた方々のことを思い起こすと同時に、わたしたちの死を考えるときでもあります。そして、死を考えることは、生きることを考えることでもあります。いのちとは何か、死んだらどうなるのか、人生の意味とはなんだろうか、などです。

いのちについて、キリスト教では次のように考えています。

父である神さまはわたしたち一人一人を大切に思ってくださっています。わたしたちが、よい人だから、愛してくださっているのではありません。まず、先に神さまが愛してくださっているのです。わたしたちが愛されているから、その愛にこたえてわたしたちは人を愛することができるのです。わたしたちも生まれたときは、何もできない弱い赤ちゃんです。でも、何もできなくても、生まれてきただけで、お父さんにも、お母さんにも、家族にも喜ばれ、大切に育てられていきます。その赤ちゃんには、かわいいからとか、良い子だからという条件はなく、無条件に愛すべきですし、そのことをわたしたちは知っています。

今日は、イエスのカリタス修道女会のシスター古木涼子さんの歌を紹介します。

♪いのちがこんなに尊いのは この世に たったひとつだから
いのちがこんなにきれいなのは 神さまが心込めてるから
いのちがこんなに愛しいのは それはあなた あなたのいのちだから

父さんがいて 母さんがいて 家族がいて みんながいて
そしてあなたが生まれた けっして一人ではなかった
みんなで守るよ そのいのちを 心と体 傷ついても
あなたのいのちは変わらないよ 美しく光り輝いてる

生きて 生きて 生きて欲しい かけがえのない あなたのいのちを
生きて 生きて 生きて欲しい かけがえのない あなたのいのちを♪

この歌にあるように、いのちは神様がこころをこめて創ったものです。そして、神様はすべてのいのちが輝いて、しあわせになることを望んでいます。あなたもその大切なひとつのいのちなのです。

God bless you today.

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