お知らせ
「原爆の絵」展示会
- 2025.06.23
- 学校生活
新日本婦人の会のご協力のもと、6月9日(月)~14日(土)の間、被爆体験証言者と高校生の共同制作による「原爆の絵」展示会を本館校舎101教室で開催しました。連日、たくさんの生徒が、昼休み、放課後に足を運び、熱心に見入っていました。
生徒の感想
・今回の展示で、忘れていた戦争の恐怖を久しぶりに体感することができました。映画やドラマなどでは戦争の描写を見ることがあったんですが、柔らかく描かれている部分もあり、最近は戦争の恐怖を軽くみてしまっていたところがありました。ですが今回こういう機会を設けていただいたことで、絵や被爆者の証言から現実を突きつけられ、「戦争」というものがどれだけ悲惨なものなのか、繰り返してはならないものなのか再確認できました。私自身、戦争に関するものに触れたのがとても久しぶりだったということもあり、作品を見た後、その悲惨さに気分が悪くなってしまったのですが、それでももっと多くの学生の目に触れる必要性がある展示だなと感じました。とても意義のある体験をすることができました。本当にありがとうございました。
・今まで学校の授業やテレビなどで、原爆の悲惨さを学んできたが、その事実と今の平和な日本とを考えるとなかなか信じきれず、理解しがたかった。今回、体験した人たちの様々な想いがのっている絵をみて、ようやく「たしかに日本で起きたことだったんだ」と実感した。特に、左目が落ちた人や全身火傷をして皮膚や肌が爛れている人の絵を見た時には、今までにない大きな衝撃を受けた。今の私には、到底想像がつかないもので、友達とも「左目が落ちるってどういうこと??」といっしょに考えても、意味がわからなかった。そして、そんな想像のつかない恐ろしいことが、私たちが平和に暮らしている、紛れもなくこの「日本」で起きたことなんだということを、また改めて感じた。
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