MENU

閉じる

閉じる

MORNING TALK

朝の心

いちじくの木

2013.12.02
朝の心

Xin Chao !!
皆さん、新約聖書に出てくるいちじくのたとえを聞いたことがありますか。ある人が、畑に一本のいちじくの木を持っています。収穫が近づいたので、人を送って、いちじくの実を集めさせようとしましたが、しもべが畑に行ってみると、いちじくの木には一つの実もなっていませんでした。主人が怒って、「実を結ばぬ木は、切り倒して火に投げ入れよ」としもべに言ったのです。しかし、しもべは「お願いですから、もう一年待ってください。この次には実を結ぶかもしれませんから」と答えました。
皆さん、この例えに出てくる主人とは神様であり、いちじくは私たち一人ひとりなのです。イエス・キリストはこのたとえ話によって、私たちが他人に対して、また自分自身に対して、忍耐をもってその欠点や短所を我慢するようにと教えておられるのです。限りなく完全な神の目から見れば、この私という人間は、なんと不完全なものに見えることでしょう。しかし、神は忍耐に忍耐を重ねておられるのです。それならば、私たちも他人の欠点や不足に対して、もっと寛大でなければならないし、またより根気強く、自分自身の短所や弱点を直すように努力を続けていかなければなりません。
Chao ! Cam On

閉じる