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MORNING TALK

朝の心

チマッティ神父のことば

2018.02.02
朝の心

 チマッティ神父様のことばは亡くなられて50年以上経った今もなお心に響き、益々輝きを増しているのではないかと思います。

 チマッティ神父様は、戦前から戦中にかけての厳しい時代、特に外国人にとって住みづらい時代に教会のリーダーとして、またサレジオ会のリーダーとして活躍されました。当時の記録を読むと、外国人は監禁されたり、またせっかく育てた教え子が戦争に取られたりと、大変な苦労だったことがわかります。そうした苦しい時代だったからこそ、彼は仲間のサレジオ会員や教え子たちに希望のメッセージを語り続けました。今から紹介するのは、空襲が激しくなってきた1943年、44年にチマッティ神父様が書かれたことばです。

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「状況が許す限り、できるだけ働くようにしましょう。生きるため、学校を守っていくためにあらゆる物質的な仕事が必要になりますが、委ねられた霊魂の救いのため、霊的な仕事を忘れないようにしましょう。ドン・ボスコの言うとおり"10まで仕事をゆるされるならば10まで働く。もし1だけゆるされるなら、その1を行う。それぞれゆだねられた務めを果たすことです"」(1943年8月16日)。

「私は、人々にいつもこう言います。できるだけのことをやれば、主はよい方に図らってくださる、と。運命主義者ではない私を信じなさい。起こることは、ためになるからこそ主が望まれる。あなたが自分の都合に合わせようと思っても、すべては主が望まれるままである。よいお父さんであられる主が私たちのために定められたことを受け入れ、元気よく進みましょう。快活で、いつも善意をもって働きましょう。恐れずに、よいと思うことを実行しましょう」(1944年4月8日)。

 苦しい時こそ、辛い時こそ、嫌な時こそ、すべてを神にゆだねて喜んで快活に過ごしていくのがチマッティ神父の精神でした。その精神を大切にする学院生でありたいものです。

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